「燃料価格高騰対策を求める」山形県への緊急要請

連合山形・山形県経営者協会連名による
「燃料価格高騰対策を求める山形県への要請」

 連合山形と山形県経営者協会(黒澤洋介会長)は、10月7日、吉村県知事に対し、「燃料価格高騰対策を求める緊急要請」を行いました。

 緊急要請を行ったのは、重油・軽油・ガソリン・灯油などの燃料価格が高騰・高止まりし、①燃料費の高騰を価格に適正に反映できない中小・零細業者は極めて厳しい経営を強いられていること、②移動手段を自家用車に頼らざるを得ない地域事情の中で県民負担が重くなっていること、③灯油の需要期である冬に向けて県民の暮らしに経済的負担が重くのしかかってくることなどの理由によるものです。

 このような現状の改善に向けて、①政府に対して、実効ある対策の速やかな実施を要請すること、②山形県として可能な対策を講じること、の二点を要請しました。具体的には、いきすぎた急激な円安の是正、融資制度の拡大、貸付金の返済猶予、下請け企業の下請け単価の適正化、地方創生事業での対策、石油諸税と消費税の二重課税の是正などについて、政府及び山形県としての検討を要請しました。

 これに対し、吉村知事は「消費税増税、燃料高、円安と地方にとってはトリプルパンチの状況だ。政府にしっかりと働きかけ、県としても何ができるか考えていく」と答え、早速9日に、国土交通省、経済産業省、農林水産省を訪れ、緊急要望を行いました。

CIMG1870

 

「要請書」内容はここからご覧ください>>>

-