女性委員会

 3月8日(金)、山形市七日町にて、女性委員会とジェンダー平等委員会による「3.8国際女性デー」の周知行動を行いました。女性委員会は「リレートーク」を行い、「3.8国際女性デー」の周知と男女差別の賃金実態・あらゆるハラスメントの根絶を訴えました。弁士には、長澤愛山形市議会議員がマイクを通して、「3.8国際女性デー」を市民に訴えました。ジェンダー平等委員会は、女性のシンボル「ばらの花」と「チラシ入りティッシュ」を配布し、「3.8国際女性デー」のアピールをしました。

紺野美穂女性委員会委員長のリレートーク

阿部恵里女性委員会副委員長のリレートーク

バラの花を配布

長澤愛山形市議会議員

街頭でのバラの配布

女性委員会とジェンダー平等委員会メンバー

 青年・女性委員会は山形ビックウィングを会場に、構成組織から90人の参加者が集まり、合同学習会を開催しました。新型コロナが5類に引き上げられ、昨年に引き続きたくさんの方に参加していただきました。

 学習会の前半では、労働局の雇用環境・均等室から丹野華子室長より「男女の賃金の差異と不合理な待遇差の禁止について」をテーマに講演をいただきました。丹野室長からは、「山形県の女性の賃金は全国最下位」ということや「なぜ男女間の賃金の格差が生じるのか」等、分かりやすく説明していただきました。

 後半では、連合山形石川正樹副事務局長から「連合山形2024春季生活闘争方針」について講演をいただき、「まずは賃上げが必要だ!」ということ、「そのためには『みんなで要求してみんなで賃上げ』することが大切」と熱い訴えがありました。参加者からは、「賃上げの必要性、そのために何をすべきか理解できた」「改めて賃上げの大切さや理解が深まった」と好評な意見をいただきました。2024春闘のスローガンは「みんなで賃上げ!ステージを変えよう!」です。一人一人の力で今季春闘を頑張ってまいりましょう!!

 1月18日(木)、大手門パルズを会場に連合東北ブロック連絡会「2024女性会議」を開催しました。毎年、東北6県持ち回りで開催させており、昨年の秋田県に続き、今年度は山形県での開催となりました。

 会議には、連合本部、連合東北ブロック各県から28名が参加し、連合山形からは女性委員会・ジェンダー平等委員会委員長・事務局の8名が参加しました。

 各県の活動報告では、女性参画や学習会のテーマについての情報共有を行い、活発な意見交換が行われました。

小林茜ジェンダー平等・多様性推進局部長

連合山形女性委員会メンバー

質問する紺野美穂女性委員会委員長

 6月の男女平等月間の取り組みの一環として、6月26日(月)に連合山形女性委員会が山形労働局を訪れ、丹野華子雇用環境・均等室長に「雇用における男女平等に関する要請書」を手交しました。

 要請書手交後、丹野雇用環境・均等室長、多田職業安定部課長より要請項目への回答をいただき、引き続き意見交換を行いました。

 女性委員会からは「さまざまな制度や支援があるが、制度を利用する場合の手続きも困難を解消してほしい。」との意見や6月6日、7日に行った「女性のための労働相談ホットライン」での相談内容「女性活躍と言われているが、現状は子育てと介護で余裕がなく女性活躍どころではない。こんな女性もいるのだと知ってほしい。」「職場内でのハラスメントや差別に悩んでいる女性が少なくない」等、相談者の声を伝えました。

雇用における男女平等に関する要請

1、雇用創出と生活困窮者への支援

2、仕事と育児・介護・不妊治療等が両立できる就業環境の整備

3、女性の活躍とジェンダー平等で多様性を認め合う社会の実現

 

要請書を手交する岩城副委員長
労働局に要請する女性委員会役員
要請に回答する丹野雇用環境・均等室長

 6月の連合「男女平等月間」、国の「男女平等参画週間」に合わせて、主に働く女性を対象とした「女性のための全国一斉労働相談ホットライン」を毎年行っており、今年は6月6日(火)と7日(水)の両日実施しました。

 相談件数は、2日間で16件と昨年(4件)に比べて多くあり、女性相談員が相談者に寄り添って丁寧にアドバイスを行いました。

 内容は、パワハラや差別に関する相談が6件と多く、「従業員同士がパワハラや差別を行っていて、どうしたらいいか分からない」等、パワハラや差別の問題は未だに改善されていない状況にあります。次いで、労働契約関係の相談が4件と多く寄せられました。

岩城女性委員会副委員長
紺野女性委員会事務局次長
髙橋女性委員会事務局次長
石岡山形地協女性委員会副委員長