活動方針その5-男女平等社会の実現に向けた平等参画の強化

1.あらゆる分野における男女平等参画の推進
 連合本部が掲げる「連合第4次男女平等参画推進計画(2013年10月~2020年9月)」の「3つの目標」(ディーセント・ワークの実現と女性活躍の推進、仕事と生活の調和、多様な仲間の結集と活性化)の着実な達成に向け取り組む。

 具体的には、連合がめざす男女平等参画社会の理念と取り組む意義を十分に理解し、本計画で掲げた数値目標などを見据え「連合山形第4次男女平等アクションプラン(2014年11月~2020年10月)」の早期目標達成に向け取り組む。

2.雇用における男女平等の実現、仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)と両立支援の拡充、均等待遇に向けた取り組み
(1)妊娠・出産や育児・介護と仕事の両立支援制度の拡充をはかるとともに、職場におけるマタニティ・ハラスメントの解消など、不利益取り扱いの禁止の徹底に取り組む。

(2)女性の参画および活躍を促進するため、女性活躍推進法などを活用し、非正規雇用労働者を含むすべての女性を対象とするポジティブ・アクションを積極的に推進する。

(3)男女間賃金格差の是正に向け、賃金プロット手法を活用した要因分析と格差の「見える化」による賃金改善に取り組むとともに、間接差別にあたる生活関連諸手当の「世帯主要件」の廃止に取り組む。

(4)育児・介護休業法、女性活躍推進法、男女雇用機会均等法、パートタイム労働法、次世代育成支援対策推進法、労働基準法の女性保護規定の職場への定着・促進をはかる。

3.組織内外に向けた取り組み
(1)6月の「男女平等月間」において、連合本部と連動した活動を展開し「山形県男女共生集会」を開催する。

(2)東北ブロック主催の「男女平等参画フォーラム」に積極的に参加するとともに、行政で開催する研修会などに積極的に参加しながら、男女平等社会への意識高揚と理解浸透をはかる。

4.国際連帯活動の推進と各種国内団体との連携
 ITUC(国際労働組合総連合)やITUC-AP(アジア太平洋地域組織)女性委員会などの男女平等運動に連帯し、「3.8国際女性デー」をはじめ、「11.25女性に対する暴力廃絶デー」や、労働組合の女性参画を促進する「カウント・アス・イン」※4)などの、ジェンダー平等推進キャンペーン活動に取り組む。
※4)女性組合役員を30%増やすなど、ITUC(国際労働組合総連合)が掲げる取り組み。

  
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