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2015「山形県中央メーデー」を開催

 4月29日(水)山形市・霞城公園ソフトボール場を会場に、汗ばむほどの好天候の中「2015山形県中央メーデー」が盛大に開催され、1,700名を超える組合員と家族・市民が参加しました。

 今年のメーデーは、【「平和を守り、雇用を立て直す」みんなの安心のため、さらなる一歩を踏みだそう!】をメインスローガンとして開催されました。式典に先立ち「山形市第二公園」からスタートしたデモ行進では、参加者たちが「労働者保護ルールの改悪反対!」「労働者派遣法の見直し反対!」など労働者保護法の改悪に反対するプラカードを持ち市民に訴えていました。

 式典では、開会宣言の後、挨拶に立った大会実行委員長の大泉連合山形会長は、「メーデースローガンである、「平和を守る」「雇用を立て直す」を例に挙げ、その背景に何が隠されているかしっかりと認識し取り組んでいかなければならない。そして、連合の当面する最大の課題は、安倍政権による労働者保護ルールの改悪を断固阻止する取組みです。5月18日から県内キャラバンを行い、5月27日に第三弾の全国統一行動に合わせた県都集会を行う。」と述べました。(大泉実行委員長あいさつ)

 来賓として、吉村山形県知事、市川山形市長、近藤民主党県連会長、髙橋社民党県連幹事長らが挨拶をされ、第18回統一自治体選挙で連合山形が推薦し、当選した議員の方々が紹介されました。

 式典後の「お楽しみ大抽選会」では、1等の旅行券をはじめ、東日本大震災復興支援の賞品などの豪華景品獲得をめざし、参加者の一喜一憂のなか行われ、連合のマスコット「ユニ・オニオンくん」やモンテディオ山形の「ディ-オくん」山形市の「はながたベニちゃん」からもお手伝いをいたたきました。そして、子供たちに大人気の「手裏剣戦隊ニンニンジャーショー」、昨年も好評だった青年委員会による「探して・ナゾ解き・宝TORU!(ウォークラリー)」などが行われました。また、会場では、SO加盟団体、NPO・NGO団体による出店なども行われ、「団結」を深める1日となりました。

ご挨拶をいただいた来賓の方々
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吉村県知事 市川山形市長 近藤民主党県連会長 髙橋社民党県連
幹事長

 

お楽しみ大抽選会
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探して・ナゾ解き・宝TORU!(ウォークラリー)
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手裏剣戦隊ニンニンジャーショーと遊具コーナー
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賃上げで景気の底支えを!

 「休み方・働き方」改革で長時間労働撲滅!

 

DSC_5946 2015.3.7春闘総決起集会
第一部 2015春闘勝利

 

 

 3月7日、県民会館(やまぎんホール)を会場に、「2015春季生活闘争勝利・第18回統一自治体選挙勝利総決起集会」が開催され、800名の組合員が参加しました。

 集会に先立ち、「山形市第二公園」よりデモ行進を行い(途中青年委員会・女性委員会のデモ隊と合流)「雇用とくらしを守れ!」「労働者保護ルールの改悪反対」「ベースアップを勝ち取るぞ!」とシュプレヒコールを行いながら、市民にアピールしました。

 集会では、連合山形の大泉会長が、「2015春闘本番となり、3月18日 が大手の集中回答日となり、組合員の賃上げに対する期待は昨年以上に高まっています。月例賃金の引上げ、ベースアップを勝ち取るぞという気合、組合員の期 待・思いを届けていく必要があります。また、第一に中小における賃上げがどの程度になるか、第二に、非正規労働者の賃上げと待遇改善がどう図られるのか、 という二点であります。すべては要求書提出からです。できること、あらゆる取り組みを強め、2015春闘勝利に向けて、ともにがんばりましょう。」とあいさつをし、一層の団結を訴えました。(大泉会長あいさつ)

 連合本部安永貴夫副事務局長と、森事務局長による春闘情勢報告中央情勢と連合山形の情勢報告後、交通労連、自治労、連合山形女性委員会から表明がなされ、「集会アピール」を採択しました。

 

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第二部 第18回統一自治体選挙勝利総決起集会

 

 引き続き、第18回統一自治体選挙勝利総決起集会起集会に移り、県議会議員立候補予定者8名が紹介され「決意表明」を各候補者から受け、連合山形青年委員会による「応援歌・モンテデオ山形のネシアとPARKの替え歌」による全員の当選のエールが行われ、「第18回統一自治体選挙必勝決議」が採択され、最後に、大泉会長による「団結ガンバロー」で春闘勝利と統一自治体選挙での連合山形推薦候補者全員当選に向けた闘いを誓い合いました。

大泉会長3連合山形大泉会長「年頭のあいさつ」

 

 明けましておめでとうございます。

 昨年は、モンティデイオ山形のJ1復帰、天皇杯準優勝、山形中央高校の甲子園での活躍や出身者のプロ入り、様々な観光イベントの成功など、山形県民が一体となった一年、山形の名を全国に発信した一年でした。吉村知事が年頭に発信力の強化ということを強調されましたが、大変すばらしい一年だったと思います。

 年末には突然の解散総選挙がありました。組合員・家族、OBの皆さん、多くの県民のご支援ご協力により、二区の近藤衆議院議員の議席を確保できました。心から感謝申し上げます。自民党が圧勝したとはいえ、選挙前よりは5議席減り、比例の絶対得票数は有権者の二割にも満たないのが実態ですし、自民党への支持は積極的支持ではなく、野党のふがいなさによる消極的支持であることも明らかになっています。国民は、安倍政権への対抗軸をはっきりした上で、与党の補完勢力ではない、選択肢となり得る野党の再編や野党共闘を求めています。

 安倍総理は選挙直後の記者会見で、アベノミクスの継続、消費税10%の2017年4月実施、労働者保護ルールの規制緩和、集団的自衛権の解釈改憲など自民党の政策全てが信任を得た、国民からこれらの政策をより強力に進める推進力をもらったという認識を表明しました。併せて、憲法改正に向けた歴史的チャレンジをしていくということも明言しました。今年は戦後70年という節目の年になりますが、若い人と一緒に日本国憲法と自民党憲法改正案を対比する学習の取組みが求められています。

 このような状況にどう立ち向かっていくか。解散総選挙直前に若者に対して行ったある意識調査によると、日本が目指す方向としてトップになったのは「結婚や子育てといった基礎的な人間生活が保障される社会」だそうです。政治的な話題への関心度では、消費税先送りを筆頭に年金、雇用、医療、福祉など身近な話に4割前後が関心ありと答え、アベノミクスはようやく6位でした。若い人たちの政治意識や関心に焦点をあてた運動、若者が参加する運動の構築が求められる2015年だと考えます。

 第一に、賃金引上げと安定雇用の確保です。安倍総理が経済界に賃上げ要請をしたことから、再び官製春闘と揶揄されています。しかし、昨年の春闘は、地方や中小企業の賃上げは大手との格差が開いており、官製春闘の限界が明らかになっています。中小においても、自らの手で闘いとる春闘にしなければなりません。企業全体の99%を占める中小企業の賃上げがなければデフレ脱却や格差社会の是正はできません。若い人が結婚、子育てができる賃上げをしなければ人口減少、少子化に歯止めをかけることはできません。連合山形としては、これまで積み重ねてきた経営者団体との対話をより深めつつ、大手企業に対して下請け代金の改善を求め、行政に対しては一層の中小企業支援を求め、全県での春闘キャラバン行動で県民の理解を得ながら、個別の労使交渉をより強めていきたいと考えています。

 また、安定雇用を図るためには、正規雇用を増やし、労働者保護ルールの改悪を阻止しなければなりません。長時間労働が蔓延し、過労死が多発し、メンタル疾患の増加に歯止めがかかっていません。ブラック職場やブラック企業を認めることになる労働者保護ルールの改悪を認めるわけにはいきません。職場での取り組みと全国キャンペーンの強化を図ります。

 第二に、セーフティーネットとしての社会保障制度の充実です。社会保障制度の充実のために引き上げられた消費税が、大半が赤字の穴埋めに使われ、これまで赤字を穴埋めしていた税金を公共事業費などに回すという姑息な手段が使われています。まさに、ごまかしのテクニック、ここに極まれり、です。年金制度、医療保険制度、介護保険制度を支えるのは若い人たちです。若者の不信感を取り除く年金制度、子育て支援の充実が急務だと思います。

 最後に、今年4月の統一自治体選挙、9月の山形市長選挙、来年の参議院選挙に勝利する取組みです。解散総選挙の結果は、市町村議員や県議会議員というすそ野を広くしないと国政選挙には勝てないことを改めて教えました。連合の政策を実現する、安倍政権の暴走にストップをかけるためには、民主党県連や社民党県連の皆さんの努力をお願いしなければなりません。同時に、連合山形構成組織自らが組織内議員を増やす努力を重ね、地道に協力議員を増やしていかなければならないと考えています。とりわけ、次期山形市長選、参議院選挙に大きな影響を与える山形市議選で与党議員の過半数獲得が至上命題となっており、最重要選挙と位置づけ取組みます。

 ノーベル平和賞の17歳マララさんは銃弾に狙われながら命を懸けて闘っています。「声を上げ行動を起こす時だ。変化を起こしたいならたちあがらないといけない」と呼びかけています。われわれも覚悟と決意を固め、声を上げ、行動を起こし、春闘、統一自治体選挙に勝利しようではありませんか。

 結びになりますが、実り多き年になりますようにご祈念申し上げ、挨拶といたします。

第47回衆議院選挙対応への御礼

 第47回衆議院選挙山形選挙区の結果が昨晩判明し、連合山形が組織の総力をあげて支援した民主党候補者が、選挙区で議席を確保できませんでしたが、2区の近藤洋介候補者が比例復活により当選することができました。
 今次選挙につきましては、安倍首相による突然の大義なき解散で、国民の選挙への関心が低下する中、準備期間もなく厳しい選挙を戦わざるをえない状況でありました。
 このような中、連合山形推薦候補者の当選と民主党の勝利に向け、各地で最後まで諦めることなく戦い抜き、昼夜を問わず献身的に取り組んでいただいたすべての構成組織の役員・組合員の皆様に心からお礼を申し上げます。

 結果は以下の通りです。
 〇選挙結果
  1.県1区
   ・原田和広 (民新) 46,029 
   ・遠藤利明 (自前) 98,508 当選
   ・石川 渉 (共新) 16,577

  2.県2区
   ・近藤洋介 (民前) 90,420 比例当選
   ・鈴木憲和 (自前) 97,915 当選
   ・白根沢澄子(共新) 11,086

  3.県3区
   ・吉田大成 (民新) 15,981
   ・加藤鮎子 (自新) 79,872 当選
   ・阿部寿一 (無前) 78,384 
   ・長谷川剛 (共新) 10,794
   ・佐藤誠  (無新)  1,319